挨拶・返答はきちんとできた?薬剤師転職に受かる人とは

軽くみてはいけない。面接官の心をつかむ転職者の挨拶

日本の柔道や剣道には、「礼に始まり礼に終わる」という倣いがありますが、会社の面接においては、それと同じように、「挨拶に始まり挨拶に終わる」というのが基本です。

挨拶を軽くみている人がいますが、人のコミュニケーションの始まりは挨拶であり、挨拶には心を開くという意味さえあります。しかも面接のやりとりは、ほとんどが挨拶と「はい」、「いいえ」で結ばれていき、その出来映えで応募者の印象が180度変わってしまいます。

自分の資格や仕事内容を上手に話す前に、挨拶をきちんとできるように特訓しておきましょう。また同じ挨拶でも、新入社員の面接時と薬剤師転職時の面接とでは、挨拶の発声の仕方、お辞儀の仕方にも違いがあります。

新入社員の面談の際は、面接官に向かって、下腹に力を入れ、大きく元気な声を出すのが良い挨拶とされますが、転職者の場合は、「声量は中程度」、「長さは短め」、「お辞儀の角度はやや浅めに」などと教えられます。

面接官の顔を目でしっかり捉えながらお辞儀をし、着席を促されたら腰を落とす前に、「本日は貴重なお時間を賜りありがとうございます。宜しくお願いいたします」と再度挨拶をしてから着座するというのが法です。

細かいようですが、これらをきちんとできる人は面接官のウケが良く、その後の自分の話も好意的に聞いてくれます。プレゼンテーションで言えば“最初のツカミはOK”という状態です。

奇をてらったような演出より、“接客業としての常識”

挨拶や礼儀・作法というのは日本人の生活に欠かせない常識です。しかしそれ故に軽くみてしまって、奇をてらったような“面接の切り口”を考えたり、他の薬剤師転職者との差別化をはかろうと考えたりする人もいます。

しかし面接官は応募者の常識力の高低をみているので、そのような演出は不要です。そのような立ち居振る舞いは、返って嫌われてしまう可能性があります。薬剤師は接客業と隣り合わせの職業ですから、その人のキャラクター性より、常識のある人のほうが良いのです。

その他、面接に受かるための常識的なポイントをあげておきましょう。

好感度アップで面接をクリアするポイント

  • 挨拶は中程度の声量で短く。面接官の促しを受けたら感謝して着席。
  • 面接官の質問に答えるときは、最初に「はい」を言ってから簡潔に答える。
  • 転職理由は必ず聞かれるのであらかじめ用意しておく。
  • 転職理由に、前の会社の悪口や待遇の悪さは含めない。
  • 転職した目標(キャリアアップ、専門性・経験をつむなど)をはっきりと。
  • キャリアのある薬剤師として、業界の将来性を自分なりにまとめておく。
  • つねに前向きに、明るく、簡潔に。

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