自分の願望だけ?薬剤師転職で年収アップを望むなら

志望動機に多い「給料・年収アップ」「過剰労働解消」の現状

薬剤師の給料は、40才以上の転職者のケースで時給にすると2,000円~2,500円(病院や企業に属した場合)で、ドラッグストアに勤める薬剤師の年収は550万円~600万円というデータがあります。

給料や年俸の高低ではなく、働く場所や職場の雰囲気に問題があるという人もいますが、転職希望者の大半は年俸をアップするための転職を望んでいます。病院であれドラッグストアであれ会社組織になっているはずですから、福利厚生・年金などに大差はないというのが大方の転職希望者が持つ感想です。

給料に次いで多い理由は残業時間です。病院とドラッグストアは別々の意味で、ほぼ過剰労働気味の環境にあると言っても良いでしょう。病院は、設備改善の立ち後れや医師・看護師の不足などから廃業を余儀なくされているところが多く、その一方では超近代化した最新の総合病院に生まれ変わる都市型の医療機関が増えています。

地方に行くと医療難民の声が聞かれますが、都市部では逆に医師・看護師、薬剤師が不足傾向にあります。人員は補充しても、業務をさばききれない実状にあります。またドラッグストアは、過当競争のまっただ中にあり、「かかりつけ薬局」を推進する政府の方針と相まって、乱立・林立の様相を呈しています。

「転職先の地域を変える」&「スキルアップ」で自分を有利に

薬剤師転職の求人は、東京から離れれば離れるほど競争率は下がり、給料・年収は40才以上の薬剤師でも一定水準は確保されています。また過剰労かどうかという点でも首都圏ほど激しい現状はみられません。極端な言い方をすれば、年収と労働時間の両方を解決したいのであれば、東京以外のエリアを選んでエントリーするのが近道です。

転職希望者の多くは年収や労働条件をネットの比較サイトやランキングなどでチェックしていますが、希望通りの条件を手に入れるには、何よりも自分自身のスキルアップ、キャリアアップを果たしておく必要があります。

たとえば年収アップにつながるキャリアには、「認定薬剤師」、「専門薬剤師」の資格取得が考えられます。いずれも専門性が高く資格としての価値も高いため、年収や労働条件のいい職場など、転職先の選択肢も思った以上に広がる可能性があります。転職はその場の感情や思いつきではなく、できるだけ計画的に準備をして踏み出しましょう。

資格取得にはそれなりの時間がかかりますが、取得後にはより安定した職場環境が得られます。

視点を変える自己診断・自己チェック

  • 現在の薬剤師を取り巻く環境や待遇を正しく認識しているか。
  • 転職エリアを変えれば有利な条件になる可能性があることを知っているか。
  • 転職を思いつきで行動していないか。
  • 長い目で見ると資格取得が最大の武器になると考えているか。

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