薬剤師転職でどう語る?業界や転職先企業の将来性

自分のロードマップを作るには、3つの将来性の把握が大事

将来性を語ったり推測したりするとき、3つの視点からそれぞれを見ておく必要があります。1つは薬剤師として自分が属する業界全体の将来性です。

2つめは、転職先となる企業の将来性です。そして3つめが、薬剤師を生涯の仕事として選んだ“薬剤師転職後の自分の将来性”です。「安定した業界があって会社があって、そこに初めて自分の将来がある」という見方を忘れてはなりません。薬剤師転職の求人を見て面接に行くとき、あなたは会社の安定性や将来性だけをチェックしていませんか?もし面談時に「この業界の将来性をどう見ていますか」などと聞かれたら、よどみなく答えられるような準備はできているでしょうか。

自分の将来や未来図ばかりを描いていても、それだけで転職を希望するのなら新たな会社の役には立ちません。少なくてもキャリアのあるプロの薬剤師なら、業界の見通し程度は把握し、そこに面談先の企業がどう関わっているかという2つの将来性くらいは把握しておくべきです。

自分の将来性はいちばん後にくるものです。またそのような把握をすることで、転職先の企業に自分がどう貢献できるかもわかってきます。転職というのは自分の夢を叶えるための活動ではありません。転職先の企業の力になるために行うのが転職活動です。そのような人材であれば、すぐにでも採用してもらえるでしょう。

自分のロードマップは会社の課題解決にどう関わっているか

少子高齢化や新種の病原菌の流布などによって、薬剤師の重要性はますます高まっています。医療が高度化することで、薬剤師に求められるスキルや安全管理能力、あるいは患者や家族に対する説明能力なども高まっています。その意味で、薬剤師の将来性というのは間違いなく安定していますが、転職先の企業が応募者に求めているのは応募者の安定とは別次元のものです。

おそらくは「高度な技術、スキルアップ意欲の高い人、リーダーシップの取れる人」です。薬剤師が属する業界は、いくつかの難問に直面しています。それをクリアして企業として新たな成長路線を築きたいと考えている結果が、中途採用募集という行動になっています。自分の将来性を云々したり、前職場の不満を解消したりといったことに執心せず、マクロの視点から相手企業の立場に立って自分という人材力を考えましょう。

薬剤師の将来性を考えるときのポイント

  • 自分だけのロードマップをいくら描いても意味がない。
  • キャリアのある薬剤師として、その将来性は企業の課題解決とともにあるべき。
  • 薬剤師を取り巻く業界という広い視野で、今後を考え行動すること。

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